今日のニュース

気になったニュース

先発6人変更、リズム崩す コロンビア勝利に救われる

f:id:obaco:20180629142748j:image

決勝トーナメント進出を決め喜ぶ日本代表の選手ら=28日、ロシア・ボルゴグラード、内田光撮影

(28日、日本0―1ポーランド サッカー・ワールドカップ

 まだ1次リーグ突破が決まっていない試合。ここまでの2試合は同じだった先発が一転。西野監督は、6人を入れ替えた。

 後半14分の相手FK。W杯初出場となった酒井高らが、マークを外してしまった。最も警戒し、また日本の失点パターンにもなっていたセットプレー。わずかなミスも許されない大舞台では、少しのスキが致命傷になりかねなかった。

 西野監督はW杯を勝ち上がるために、「控えの充実度も大事になる」と語っていた。ただ、FWで起用した武藤は判断が遅く、効果的なプレーが少なかった。不慣れな右MFに入った酒井高とともに、攻めのリズムを崩していた。

 控えの間にも、差があった。

 FW岡崎は負傷交代するまで、攻守にチームを助けるさすがの働き。左MFの宇佐美は、前半35分にペナルティーエリア内で仕掛けて強烈なシュート。DF槙野は、相手のエースFWレバンドフスキを常に見張っていた。

  セネガル戦までに途中出場で数分間しかプレーしていなかった宇佐美が言っていた。先発で出られない悔しさは、もちろんあった。「でも、その悔しい感情を押し殺せることが大事。最も重要なのは、このチームが勝つこと」

 槙野は、これまでの2試合で挙げた4得点、すべて違う選手が挙げていることを前向きな材料に挙げていた。「毎試合、違うヒーローが出ている。それによって、他の選手が『次は俺だ』という気持ちになる」

 指揮官の意図が分かっている選手は、確かにいた。だが、それが浸透しきっていなかったところが、わずかなスキになった。

 1点を失った時点で、コロンビアとセネガルは同点。そのままなら1次リーグ敗退だったが、別会場のコロンビアの決勝ゴールに救われた。(藤木健)

2018年6月29日02時25分    朝日新聞