今日のニュース

気になったニュース

将棋の羽生氏・囲碁の井山氏に国民栄誉賞 政府検討

f:id:obaco:20171213115925j:image

永世七冠を達成した将棋の羽生氏(左)と、七冠を独占した囲碁の井山氏

 政府は将棋で「永世七冠」を達成した羽生善治氏(47)と、囲碁で七冠独占を2回達成した井山裕太氏(28)の2人に国民栄誉賞を授与する検討に入った。年内にも結論を出す。ともに史上初の快挙で将棋界と囲碁界の発展に寄与した実績を評価した。
 羽生氏は今月5日、第30期竜王戦七番勝負第5局を制し、通算7期目となる竜王のタイトルを獲得して「永世竜王」の資格を得た。永世称号は5連覇や通算10期など棋戦ごとに規定が異なり、原則として引退後に名乗ることができる。羽生氏は現行の8大タイトル戦のうち、新設で永世称号規定のない叡王戦を除く7タイトルすべてで永世称号を得た。

 井山氏は2016年に26歳の若さで囲碁で史上初となる七冠を達成した。いったんは名人位を失ったものの他の六冠を守り抜いたうえで今年10月に名人位を奪還。2度目の7大タイトル独占をなし遂げた。

 国民栄誉賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの」が対象になる。個人としてはこれまでに23人が受賞。昨年にはリオデジャネイロ五輪レスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨選手が選ばれた。

 羽生氏は13日午前、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、政府が国民栄誉賞の授与を検討していることについて「検討していただけるだけで名誉なこと。引き続き棋士としてまい進していきたい」と話した。

2017/12/13 11:00    日経新聞