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再び月に飛行士派遣、火星探査の拠点に トランプ氏指示

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アポロ11号による人類初の月面着陸で、月面に立てた星条旗の横を歩くバズ・オルドリン飛行士(1969年7月、NASA提供)

 トランプ米大統領は11日、再び月に宇宙飛行士を送り、将来的な火星探査へ向けた拠点も造ることを指示する文書に署名した。トランプ氏は署名式の演説で「今回は、単に月面に星条旗を立て、我々の足跡を残すだけではない。来たるべき火星への、さらに遠くのあまたの世界への、飛行任務に向けた土台を築く」と語った。
 ホワイトハウスでの署名式には、米国の「アポロ計画」で、最後に月面に降り立った元宇宙飛行士シュミット氏や、国際宇宙ステーション(ISS)に665日間も滞在し、司令官も務めたウィットソン氏らも参加。文書には、長期間の探査や開発利用のため月に宇宙飛行士を送ることが盛り込まれた。トランプ氏は「この文書は確実に、米国の宇宙計画を再び全人類を導き、鼓舞するものにする」と胸を張った。

 中国が独自に月面探査を目指す中、米国はスペースシャトル退役後、自前の有人宇宙船を持たず、月の探査計画も予算不足で打ち切られていた。米航空宇宙局(NASA)は月の近くに宇宙ステーションを造り、月開発や火星探査の中継基地とする構想を持つ。トランプ政権は民間企業と協力して、こうした方向性を後押しし挽回(ばんかい)を狙う。トランプ氏は演説の最後に「この計画はとても大切だ。雇用にもつながる。雇用を愛している」とも強調した。(ワシントン=土佐茂生)

2017年12月12日11時37分    朝日新聞デジタル

 

 

「再び月へ」トランプ氏指示、日本も参加表明

 【ワシントン=三井誠】トランプ米大統領は11日、米国の宇宙飛行士を再び月面に送る方針を正式に表明し、米航空宇宙局(NASA)に実現を求める指示書に署名した。

 今回の指示書では「米国は、他国や民間企業と協力して月に飛行士を送り、その上で火星やその先の太陽系の有人探査を目指す」との方針を示した。米国がアポロ計画で月面の有人探査を行ったのは1969~72年。署名に当たって、トランプ氏は「米国の飛行士が月に戻るための重要な一歩だ」と意義を強調した。

 日本政府の宇宙開発戦略本部(本部長・安倍首相)も12日午前、米国が進める宇宙基地構想への参加を目指すことを盛り込んだ、宇宙基本計画工程表の改訂版を決定した。
2017年12月12日 11時36分    Copyright © The Yomiuri Shimbun