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容疑者「イスラム教徒殺害への報復」 ニューヨーク爆発

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マンハッタン中心部のポート・オーソリティー・バスターミナル付近は一帯が封鎖され、多数の警察・消防車両が出動している=11日朝、金成隆一撮影

 米ニューヨーク・マンハッタンの中心部の地下通路で11日午前7時20分(日本時間午後9時20分)ごろに起きた爆発で、ニューヨーク市警が拘束したアカエド・ウラー容疑者(27)が調べに「パレスチナ自治区ガザやシリア、イラクなどでのイスラム教徒殺害に対する報復」と話していることが明らかになった。米メディアが報じた。
 容疑者は2011年にバングラデシュから米国に移民し、同市ブルックリンに住んでいた。単独犯で、過激派組織「イスラム国」(IS)に感化されたとしているが、ISとの直接の関わりはないと見られている。直接の引き金になったのかははっきりしないが、トランプ米大統領が6日にエルサレムイスラエルの首都と認めて以降、イスラム教徒の間で反発が強まっている。ニューヨーク市のデブラシオ市長は「テロ攻撃の試みだった」と述べた。

 爆発現場は繁華街タイムズスクエアとポートオーソリティー(港湾局)バスターミナルにある二つの地下鉄駅を結ぶ連絡通路。容疑者は通路に貼られたクリスマスのポスターが目に入り、爆発場所に選んだなどと話しているという。通路は大勢が行き来するが、爆弾は手製で一部しか爆発せず、容疑者が手や腹部を負傷したほかは3人が軽傷を負っただけだった。(ニューヨーク=鵜飼啓)

2017年12月12日11時10分    朝日新聞デジタル