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サーローさん「核兵器は絶対悪」…平和賞授賞式

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ノーベル平和賞の賞状を受け取るサーロー節子さん(中央)と、メダルを手にするベアトリス・フィンICAN事務局長(右、10日、オスロ市庁舎で)=AFP時事

 【オスロ=笹沢教一】今年のノーベル平和賞の授賞式が10日、ノルウェーオスロ市庁舎で開かれ、受賞者の民間団体「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」(事務局・ジュネーブ)を代表し、スウェーデン人のベアトリス・フィン事務局長(35)とカナダ在住の被爆者、サーロー節子さん(85)が登壇した。

 被爆者が授賞式で演説したのはノーベル賞史上初めてだ。

 サーローさんは13歳の時の広島での被爆体験を英語で克明に語り、「私たちヒバクシャは、この苦しみと、生きのびて灰の中から立ち直ろうとする闘いを通じて、この世に終わりをもたらす核兵器について世界に警告しなければならないと確信した」と訴えた。

 授賞理由にもなった核兵器禁止条約に、核保有国や核の傘の恩恵を受ける日本などは参加しない方針だが、サーローさんは「核兵器は必要悪ではなく絶対悪」と断言し、すべての国に条約への参加を求めた。
2017年12月11日 12時59分     Copyright © The Yomiuri Shimbun