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16年前から親族間トラブル、恨み募らせたか

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殺人事件のあった現場、手前は富岡八幡宮(8日午前、東京都江東区で、読売ヘリから)=稲垣政則撮影

 東京都江東区富岡八幡宮で7日夜に起きた殺傷事件で、死亡した女性宮司の富岡長子ながこさん(58)が約16年前、宮司の地位を巡る親族間のトラブルを警視庁に相談していたことがわかった。

 同庁は、弟の茂永しげなが容疑者(56)が、宮司職を継承した姉の富岡さんに恨みを募らせていたとみている。

 同庁幹部によると、事件では、富岡さんと茂永容疑者、茂永容疑者の妻とみられる女の3人が死亡し、宮司専属の男性運転手(33)も腕などを切られて重傷。防犯カメラの映像から、茂永容疑者と女が富岡さんと男性運転手を襲い、その後、茂永容疑者が女を刺して自殺したとみられる。

 江戸時代から続く同八幡宮は富岡家が長年、宮司を務めていた。関係者によると、1994年11月、宮司の父親に代わって茂永容疑者が宮司代行に就任し、翌95年からは宮司を継承。しかし、無断で父親の退任届を提出したことなどが発覚し、2001年春に退任させられた。
2017年12月08日 13時41分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

姉弟間で過去にもトラブル=宮司人事で神社本庁離脱も―富岡八幡宮

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事件のあった富岡八幡宮には報道陣が集まっていた=8日午前0時1分、東京都江東区、角野貴之撮影

 東京都江東区富岡八幡宮をめぐっては、死亡した宮司の富岡長子さん(58)に対し、「地獄へ送る」などと脅したとして弟の茂永容疑者(56)=死亡=が逮捕される事件が起きていた。

 最近も、富岡さんの宮司就任に関するトラブルから、神社本庁を離脱している。

 茂永容疑者も宮司を務めていたが、2001年に退任。06年1月、当時宮司に次ぐ神職禰宜(ねぎ)だった富岡さんに「必ず今年中に決着をつけてやる。覚悟しておけ」「積年の恨み。地獄へ送る」などと記したはがきを送付したとして逮捕された。富岡さんらには他にも、数通の脅迫文が送り付けられていたという。

 富岡八幡宮関係者によると、10年に富岡さんの父が老齢のため宮司を退き、後継に娘を指名。八幡宮の責任役員会が神社本庁に具申したが回答がなく、数年にわたり宮司が任命されない状態が続いた。

 八幡宮側は弁護士を立てて神社本庁に照会したものの、それまでの具申が突き返されてきたこともあったという。八幡宮は今年9月28日付で神社本庁から離脱した。 

12/8(金) 9:15    時事通信

 

 

女性宮司刺され死亡、襲撃の弟と交際相手も死亡

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事件があり騒然とする富岡八幡宮周辺(7日午後11時1分、東京都江東区で)=大石健登撮影

    7日午後8時25分頃、東京都江東区富岡の富岡八幡宮の敷地内で、女性宮司らが男女に刃物で刺されたとの110番があった。

 東京消防庁や警視庁深川署などによると、同八幡宮の女性宮司、富岡長子さん(58)が胸を刺されて病院に搬送されたが、死亡。宮司専属の男性運転手(33)も負傷した。

 現場近くで、富岡さんの弟の茂永容疑者(56)と、交際相手の女が血を流して倒れており、2人とも搬送先の病院で死亡した。同署は、茂永容疑者が富岡さんを刃物で襲撃した後、交際相手を刺し、自殺を図ったとみて殺人容疑で捜査している。

 同署幹部などによると、茂永容疑者と交際相手の女は、現場近くに隠れて待ち伏せし、車から降りた富岡さんを茂永容疑者が襲撃。女は日本刀を持って男性運転手に襲いかかったという。

 現場には血の付いた日本刀2本とサバイバルナイフ2本が残されており、警視庁は凶器と見て、確認を進めている。
2017年12月08日 01時27分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

 

女性宮司と容疑者の弟、宮司職を巡りトラブル

 死亡した富岡長子さん(58)は代々、富岡八幡宮宮司を務める一家に生まれた。

 幼稚園から中学校まで一緒だったという同級生の会社員男性(57)は「子供の頃からリーダーシップがあって頭の回転の速い女性だった。宮司になってからは、足腰の弱い人たちも参拝できるよう境内に車道を整備するなど現代に合わせた八幡宮を目指していた」と振り返る。

 一方、弟の茂永容疑者(56)とは、宮司の職を巡ってトラブルになっていた。富岡八幡宮の神輿みこしの巡行を取り仕切る神輿総代の男性は今年8月、茂永容疑者から電話を受けた。

 茂永容疑者は泣きながら富岡さんの悪口を言うなど精神的に不安定な様子だったという。これを聞いた富岡さんは「ごめんなさいね」と謝っていた。男性は「宮司は氏子や街のことを一生懸命に考えてくれる人だった。八幡宮の運営がどうなってしまうのか心配だ」と話した。

2017年12月08日 01時17分     Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

 

富岡八幡宮神社本庁から離脱…宮司任命されず

 富岡八幡宮は今年、神社本庁から離脱していた。

 関係者によると、同八幡宮の責任役員会は2010年、先代宮司だった父親の退任を受け、長女の富岡長子さんを宮司にするよう、全国の神社を統括する神社本庁(東京)に具申。ところが、長年任命されないままだったという。

 今年に入って任命しない理由を照会する文書を神社本庁に送ったが、未回答のまま文書を送り返されたため、責任役員会は離脱を議決。その後、正式に離脱が決まり、富岡さんが宮司になった。関係者は「地元の総意を7年も無視され、離脱するしかなかった」と話す。

 茂永容疑者は一時、同八幡宮宮司を務めていたが、01年に辞任していた。関係者は、事件について「弟(茂永容疑者)は、富岡八幡宮神社本庁を離脱し、姉の長子さんが正式に宮司になったことが面白くなかったのかもしれない」と語った。

2017年12月08日 01時23分    Copyright © The Yomiuri Shimbun