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恐竜化石 水鳥に似た新種 モンゴルで7500万年前地層

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水鳥のような形態を持つ新種の恐竜「ハルシュカラプトル・エスクイリエイ」の復元予想図=ルーカス・パンザリン氏提供

 モンゴルの白亜紀後期(約7500万~7100万年前)の地層から、水鳥のような形態を持つ新種の恐竜の化石が見つかったと、イタリアなどのチームが7日、英科学誌ネイチャーに発表した。白鳥のように曲がった長い首と、ひれ状の前肢が特徴。陸上ではカモのように二足歩行し、水中では前肢を使って泳ぐなど、水陸両方で生活していたとみられる。

 チームなどによると、この恐竜は体長が推定約70センチ。首が頭から腰までの半分を占めるほど長く、魚を食べるのに適した小さな歯が数多く生え、前肢がひれのような形だった。こうした特徴を持つ恐竜はこれまで見つかっていなかったといい、この恐竜を「ハルシュカラプトル・エスクイリエイ」と命名した。

 これまで大型の肉食恐竜「スピノサウルス」が、恐竜で初めて水中を泳いでいた可能性があることを、米シカゴ大などのチームが示している。真鍋真国立科学博物館標本資料センター長(古生物学)は「水鳥のように水の中を泳いで餌を捕るような恐竜は初めてで、驚いた」と話している。【斎藤有香】

2017年12月7日 11時48分    毎日新聞