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中国の会社代表か、密輸の金塊に所有権を主張

 佐賀県唐津市の漁港に今年5月、金塊約206キロ(約9億3000万円相当)が密輸された事件で、金塊の所有権を主張する人物が、中国人3被告の裁判に参加を申し立てていることがわかった。

 佐賀地裁で1日にあった日本人3被告の判決公判で明らかになった。吉井広幸裁判官は、この人物の主張などを確認するため、判決では金塊の没収についての判断を示さなかった。

 事件で密輸された金塊について、佐賀地検は10月27日から11月10日まで、所有権を主張する人物の裁判への参加申し立てを公告。関係者によると、申し立てを行った人物は、中国で貴金属の取引などを手がける会社の代表とみられるという。

 この日の判決で吉井裁判官は、関税法違反(無許可輸入)などに問われた無職の男(46)(青森県むつ市)に懲役2年、執行猶予4年、罰金50万円(求刑・懲役2年、罰金50万円)、無職の男(42)(同)とアルバイトの男(29)(東京都江戸川区)に懲役1年6月、執行猶予3年、罰金50万円(いずれも求刑・懲役1年6月、罰金50万円)の有罪判決を言い渡した。

 事件では中国人3人を含む計9人が起訴されているが、判決が出たのは初めて。

2017年12月02日 10時39分     Copyright © The Yomiuri Shimbun