今日のニュース

気になったニュース

北木造船から日本製家電、避難小屋から入手か

 北海道松前町沖の日本海で見つかった北朝鮮籍とみられる木造船内から、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)と道警の立ち入り検査で日本製の家電製品数点と薬箱などが見つかっていたことが1日、捜査関係者への取材でわかった。

 木造船が同町の沖合約20キロ・メートルの無人島・松前小島に接岸した際、船員が避難用の小屋から持ち出した可能性があり、同本部は入手経路について聞く方針だ。

 木造船の立ち入り検査は11月30日、同本部の巡視船がえい航した北海道知内町沖で行われ、1日午前に再開された。

 同本部によると、木造船はイカ釣り漁船とみられ、乗組員の男性10人は北朝鮮国籍で、全員が帰国を希望した。乗組員は「1か月ほど前に船の舵かじが故障して漂流状態になった」「松前小島には荒天から避難するために入港した」と話しているという。同本部は木造船が漂着した経緯などを詳しく調べる。

2017年12月01日 11時58分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

漂着乗組員が呼び鈴、女性「本当に怖かった」

 秋田県由利本荘市の海岸に北朝鮮籍とみられる木造船が漂着し、男性8人が保護されてから30日で1週間となった。

 漂着した木造船の乗組員が助けを求めたのは、本荘港から1キロほど東へ歩いた由利本荘市石脇地区の閑静な住宅街の民家。インターホンを押されて警察へ通報した女性が30日、「本当に怖かった」と当時の様子を語った。

 「ピンポーン」と呼び鈴が鳴ったのは、23日午後11時25分頃。家にいた女性が応答すると、男が何か話したものの、外国語らしくて意味が分からない。家には家族もいるので怖くなり、警察に通報したという。

 しばらくすると警察官が駆け付け、家の前の路上で話しているのが見えた。「人数はよく分からなかったが、2人だったと思う」。北朝鮮籍とみられる木造船の漂着は翌日のニュースで知った。「本当に怖い思いをした。もう、思い出したくありません」と表情をこわばらせて、玄関のドアを閉めた。

 漂着した乗組員は8人だが、船長ら2人が助けを求めて、本荘港から子吉川左岸の坂道を登り、住宅街に入ったとみられる。

2017年12月01日 09時51分    Copyright © The Yomiuri Shimbun