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天皇陛下退位日、19年4月30日決定 皇室会議が了承

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皇室会議に臨む出席者=1日午前9時44分、宮内庁特別会議室、迫和義撮影

 政府は1日午前、三権の長や皇族らでつくる「皇室会議」を宮内庁で開き、天皇陛下の退位日について意見を聴いた。安倍晋三首相は、会議の意見を踏まえ、退位日を2019年4月30日とする決定をしたと表明した。皇太子さまの即位を翌5月1日とし、新元号を施行する。来週の閣議で正式決定する方針だ。

 皇室会議は午前9時46分から11時まで宮内庁庁舎3階にある特別会議室で非公開で行われた。安倍首相はその後、天皇陛下のもとを訪ねて会議の結果について内奏した。終了後、首相官邸に戻り、記者団に対して、2019年4月30日に今の天皇陛下が退位することを決定したと発表。翌5月1日に皇太子さまの即位と新元号施行を行う。

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皇室会議を終え、記者の質問に答える安倍晋三首相=1日午前11時42分、首相官邸、岩下毅撮影

 「19年4月30日退位、5月1日即位・改元」という日程は、政府が重視してきた「静かな環境」を確保するのが狙い。年度替わりに合わせる「19年3月31日退位、4月1日即位・改元」は、元号切り替えに伴い官公庁のシステムが混乱する可能性があるのに加え、3月から4月にかけて統一地方選があり、国会は予算をめぐる与野党の対立も想定されるとして見送った。

 政府は来週にも閣議に皇室会議の結果を報告した上で、退位特例法の施行日を定めた政令閣議決定し、退位日を正式に決定する方針だ。

 皇室会議の開催は戦後8回目で、皇太子さまと雅子さまの結婚を議題とした1993年1月以来、25年ぶり。これまでの皇室会議は皇族の皇籍離脱や結婚を認めるための開催だったが、今回は退位特例法で退位日の決定にあたって「皇室会議の意見を聴かなければならない」と義務づけられたことから開かれた。

 安倍首相が議長を務め、大島理森衆院議長、伊達忠一参院議長、赤松広隆衆院副議長、郡司彰参院副議長、寺田逸郎・最高裁長官、岡部喜代子・最高裁判事、山本信一郎・宮内庁長官、皇族議員を務める常陸宮ご夫妻の計10人が出席。菅義偉官房長官も陪席した。

 皇族議員秋篠宮さまが選出されていたが、予備議員の常陸宮さまに交代。特例法に基づいて陛下の退位後に秋篠宮さまが「皇太子待遇」となるため、利害に特別の関係のある議事には参加できないとする皇室典範の規定にのっとった。

 菅官房長官は1日昼に記者会見して、皇室会議で出た意見などを説明する。

 2017年12月1日11時59分    朝日新聞デジタル

 

 

退位「19年4月末」固まる 皇室会議が終了

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天皇陛下の退位日について意見を聴くために開かれた皇室会議(1日午前、宮内庁特別会議室)=代表撮影

 天皇陛下が退位する日程を話し合う皇室会議が1日午前、宮内庁で開かれた。陛下が2019年4月30日に退位し、皇太子さまが同年5月1日に新天皇に即位され、同日に改元する日程が固まった。退位や即位の期日を定めた政令を12月8日の閣議で決める。
 存命中の天皇陛下の退位は1817年の光格天皇以来、約200年ぶりとなる。明治以降、天皇陛下の退位は終身在位制となり、実施されていなかった。宮内庁は16年8月に退位の思いをにじませた陛下のビデオメッセージを公表。政府が17年の通常国会で退位を実現する特例法を成立させた。

 皇室会議の開催は皇太子さまと雅子さまの婚約を承認した1993年以来、約25年ぶり。戦後は7回開かれており、婚姻以外の案件を取り上げるのは、旧宮家皇籍離脱を審議した47年10月以来、70年ぶりとなる。

 「昭和」を受け継いだ「平成」は平成31年までで終わる。政府は国民生活への影響を最小限にするため、新元号を2018年中に事前公表する。退位した天皇陛下は「上皇」、皇后陛下は「上皇后」、秋篠宮さまの呼称は事実上の皇太子として「皇嗣殿下」となる。

 1日開催された皇室会議安倍晋三首相が議長を務め、皇族や衆参両院の正副議長、最高裁長官ら計10人で構成。特例法は退位日の決定にあたり、首相に皇室会議への意見聴取を義務付けている。政府は皇室会議の概要を5日の閣議に報告したうえで、8日の閣議で退位時期を定める政令を決める。

 19年4月30日の退位は、19年3月から4月にかけて実施される統一地方選から離れており、「静かな環境」で退位を迎えられる利点がある。昭和天皇の誕生日だった4月29日の昭和の日、4月30日の陛下の退位、5月1日の皇太子さまの即位と改元で皇室行事が続き、祝賀ムードが盛り上がるとの期待もある。

 政府は退位の儀式や新天皇の即位を宣明する「即位の礼」の準備を進めるため、菅義偉官房長官をトップとする準備組織を年明けにも立ち上げる。新元号の具体的な公表時期や退位の儀式を天皇による国事行為と位置付けるかどうかなどが検討課題となる。新元号は専門の有識者会議で複数の学者から意見を聴取し、首相が最終的に判断する。

 宮内庁天皇、皇后両陛下を補佐する組織や退位後の住まいの準備を本格化する。新天皇となる皇太子さまの住まいは皇居・御所に、「上皇」となる陛下は赤坂御用地内の東宮御所になる見通しだ。

2017/12/1 11:30    日経新聞

 

 

陛下の退位、19年4月末…皇室会議で意見決定

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 天皇陛下の退位の日程を巡り、安倍首相が衆参両院の議長や皇族から意見を聞く「皇室会議」が1日午前、宮内庁特別会議室で開かれた。

 会議は2019年4月30日に陛下が退位され、5月1日に皇太子さまが即位すべきとの意見を決定した。これを踏まえ、政府は退位日を定める政令を8日に閣議決定する。

 首相は会議終了後、皇居で天皇陛下に会議の概要を報告した。その後、首相官邸で記者団に「滞りなく皇室会議の意見が決定され、皇位の継承に向けて大きく前進をしたことに深い感慨を覚えている」と語った。

 その上で、「皇室会議の意見を踏まえ、速やかに施行日を定める政令を制定するとともに、天皇陛下のご退位、皇太子殿下のご即位が、国民の皆様の祝福の中でつつがなく行われるよう全力を尽くしていく」と強調した。

2017年12月01日 12時15分    Copyright © The Yomiuri Shimbun