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伝説の雪男「イエティ」、実はクマだった? 米研究

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1951年に撮影された謎の足跡の写真。「イエティ」探索のきっかけを作った

(CNN) ネパールやチベットの人里離れた山岳地帯に住むと一部で信じられている雪男「イエティ」の体毛や骨は、ヒマラヤに生息するクマのものだった――。そんな研究結果がこのほど、英学術誌「英王立協会紀要」に発表された。
ニューヨーク州立大学バッファロー校の科学者、シャーロット・リンドクビスト氏らの研究チームは今回、世界各地に保管されているイエティの体の部位のサンプルについてDNA検査を実施。この結果、こうした体の部位はヒマラヤに生息するヒグマやクロクマのものだったことが判明した。

イエティは一部では、シャイで体毛に覆われた、人間に似た「雪男」だと信じられている。その名は現地のシェルパの言語では「そこにいるもの」を意味する。イエティに関する話が欧米の人々の想像力を捉えた際に、「忌まわしい雪男」と誤訳された。
当初は架空の生物と考えられており、ネパール人は子どもたちが人里離れた場所にさまよい込むのを防ぐため、イエティにまつわる物語を話して聞かせていた。
英登山家のエリック・シプトン氏は1951年、ヒマラヤにある氷河の下部で約30~33センチの謎めいた足跡を発見。この光景をとらえた写真は世界中の新聞に掲載された。これを受け、数十の探検隊がさらなる証拠の発見を目指してヒマラヤ山脈に向かった。
リンドクビスト氏らは今回まず、イエティに関する2016年公開のドキュメンタリーに取り組んでいた英アイコン・フィルムズからそのサンプルを調査するよう依頼を受けた。

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パキスタンの国立公園にすむヒグマ

ミトコンドリアDNA配列の解析技術を使い、体毛や骨、皮膚、排せつ物など24点を調べたところ、一連のサンプルはヒマラヤに生息するヒグマやクロクマのものであることが判明。歯のひとつはイヌ科の動物のものだった。
今回の研究に先立っては14年にも、イエティとみられていた「特異な霊長類」の体毛のサンプル30点について遺伝子解析が施され、旧石器時代ホッキョクグマなどさまざまな普通の動物のものであることが判明していた。

2017.11.30 Thu posted at 13:42    CNNニュース