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神が降り立つ聖域の巨石群、人名の落書きか

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巨石に彫られた落書き。「大森」と読める(8日午後、福岡県豊前市で)=山根秀太撮影

 山伏の修験道の拠点だったことで知られる福岡県豊前市国史跡・求菩提くぼて山で、神が降り立つ聖域とされる巨石群に、落書きとみられる傷が多数見つかった。

 管理する市教委は、入山者によるいたずらとみて、文化財保護法違反容疑で県警に被害届を出すことを検討している。

 落書きが見つかったのは山頂にある「磐座いわくら」と呼ばれる巨石群。「大森」「山田」など人名とみられる文字や、複数の傷が表面に刻まれていた。ボランティアガイドが10月25日に見つけ、市教委に報告したという。

 市教委によると、求菩提山平安時代から明治初期まで修験道の地で、山伏が寝起きした建物や遺構が山中に残り、2001年に国史跡に指定された。

 市教委は「磐座への落書きは残念だ。登山者への啓発を強化していきたい」としている。

2017年11月09日 09時50分    Copyright © The Yomiuri Shimbun