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「復興のシンボル」高炉、神鋼が休止…発電所に

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休止した神戸製鋼所神戸製鉄所の高炉(神戸市灘区で、読売ヘリから)=尾賀聡撮影

 神戸製鋼所は31日、鉄鋼メーカーとしての礎を築いた神戸製鉄所(神戸市)の高炉を休止した。

 跡地には火力発電所2基を2022年度までに建設し、収益の見込める電力事業を強化する予定だ。しかし、検査データ改ざん問題を受け、兵庫県は環境への影響に関するデータの再提出を求める方針で、建設計画が遅れる可能性もある。

 高炉は鉄鉱石を溶かして鋼材の原料を作る設備。神戸製鉄所では1959年に1号高炉を稼働させ、大手鉄鋼メーカーの仲間入りを果たした。95年の阪神大震災で大きな被害を受けたが、懸命の作業で2か月半で復旧を果たした「震災復興のシンボル」だった。

 神戸製鋼は高炉を加古川製鉄所(兵庫県加古川市)に集約し、年150億円のコスト削減を見込む。神戸製鉄所跡地に建てる火力発電所については、すでに環境への影響に関するデータを提出済みだが、兵庫県はそれらを裏付ける基礎データの提出を神戸製鋼に求める方針だ。

2017年10月31日 18時23分    Copyright © The Yomiuri Shimbun