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米ヘリの運行再開、怒る沖縄 意向無視、原因究明まだ

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離陸に向け普天間飛行場内を移動する米海兵隊のCH53E(手前)=18日午前10時38分、沖縄県宜野湾市、恵原弘太郎撮影

    着炎上事故を起こした大型ヘリCH53Eの同型機の飛行が18日、再開された。事故から1週間。原因もまだ明らかにされないままで、沖縄では反発が強まっている。

 普天間飛行場宜野湾市)では18日午前10時40分ごろ、CH53E1機が滑走路に現れ、同42分に北東方面に向けて飛び立った。沖縄防衛局も離陸を確認し「安全性に関する米側の判断の根拠について十分な説明がないまま飛行が再開され、誠に遺憾。引き続き米側に説明を求めていきたい」とのコメントを発表した。

 県には17日のうちに米軍から飛行を再開すると連絡が入り、県は「断じて容認できない」と伝えた。富川盛武副知事は18日朝、記者団に「こんな短期間で(原因究明の)結果が出るはずがない。納得いかないし遺憾だ」と話した。

 炎上事故のあった高江地区では、17日に沖縄防衛局の説明会があり、住民らが中嶋浩一郎局長に地区周辺のヘリパッドの使用禁止を要請した。仲嶺久美子区長はその直後に、米軍が飛行を再開すると発表したことを聞いた。仲嶺区長は18日、取材に対し「事故原因の解明や報告がないまま、『もう安全だ』と飛行を再開したことには憤りを感じる。事故から1週間で、住民の心の傷が癒えていない。米軍は自分たちのことしか考えていないような気がする」と話した。

2017年10月18日12時17分    朝日新聞デジタル