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中国、中朝国境にいる韓国人に帰国勧告 緊張高まり受け

 中国公安当局が中朝国境地帯で活動する韓国人に対し、北朝鮮による襲撃の可能性があるとして韓国への一時帰国を勧告した。韓国外交省が12日、明らかにした。北朝鮮による核・ミサイル開発が続き、緊張が高まっていることを受けた措置だ。

 韓国外交省によれば、勧告を受けた韓国人のうち、5人が既に帰国し、残る数人も中朝国境地帯から一時的に離れることを検討しているという。中国東北部にある韓国の在瀋陽総領事館は11日付で、現地滞在中の韓国人に対し、北朝鮮が経営する食堂などへの出入りを自制するよう求めた。

 北朝鮮関係筋によれば、韓国の宗教家や人権活動家らが以前から中国・丹東などの中朝国境地帯で、北朝鮮住民と接触を続けている。過去には北朝鮮の犯行とみられる襲撃や拉致事件も起きていた。

 一方、朝鮮中央通信によれば、北朝鮮の李容浩外相が11日、タス通信のミハイロフ社長らと会談した。李外相は「朝鮮の絶滅に言及した米国に砲火を浴びせ、反米対決の総決算を行うことは絶対不変の意志だ」と強調した。(ソウル=牧野愛博)

2017年10月12日14時20分   朝日新聞デジタル