今日のニュース

気になったニュース

クルド独立投票は「従属か自由かの選択」 大統領が演説

f:id:obaco:20170923172523j:image

イラク北部アルビルで22日開かれた独立賛成派の集会で、参加者に手を振るKRGのバルザニ大統領=杉本康弘撮影

 イラクからの独立の賛否を問う住民投票を25日に実施する予定の同国北部クルディスタン地域政府(KRG)のバルザニ大統領は22日、最終盤の集会で演説し、「バグダッドイラク政府)とはもう共に生きられない。住民投票は私の手を離れ、皆さん(民衆)の手の中にある」と述べた。

 イラク北部アルビルで開かれた大規模集会には独立賛成派がKRGの旗を振り、「さようならイラク」と書かれた横断幕を掲げた。地元テレビによると、参加者は4万人。バルザニ氏は「投票は従属か自由かの選択。イラク政府と対話の準備はあるが、25日の後だ」と語り、投票を予定通り実施すると強調した。

 住民投票をめぐっては、イラクを分裂させ、中東をさらに不安定にするとして、イラク政府や周辺国が中止を求めている。国連安全保障理事会も21日、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いやISに家を追われた避難民の保護などへの影響を懸念する声明を出したが、バルザニ氏はテロとの戦いの継続を宣言し、悪影響を否定した。(アルビル〈イラク北部〉=渡辺丘)

2017年9月23日16時24分    朝日新聞デジタル