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総菜量り売りトングが原因の見方も O157、3歳死亡

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O157食中毒の原因とみられる食品の流れ

 総菜店「でりしゃす」の系列店をめぐる食中毒が発覚したのは8月21日。埼玉県熊谷市籠原店で、同月7~8日にポテトサラダを買って食べた男女8人が腹痛や下痢を訴え、一時は意識不明の重体になった5歳女児もいた。
 発症者はその後、同じ「フレッシュコーポレーション」が運営する同市の熊谷店や前橋市の店舗で総菜を買った客にも拡大。群馬、埼玉両県などによると、13日までに男女24人の発症が確認された。

 一方、感染の原因となった食品や感染経路は特定できていない。各地の保健所は、ポテトサラダを製造した群馬県高崎市の食品加工会社や総菜を販売した店を検査したが、残りのサラダや従業員の便からはO157は検出されなかったという。死亡が確認された女児は、ポテトサラダを食べておらず、他の食品から感染したことになる。

 感染拡大の原因となった可能性があるのは、総菜店で使われていたトング。でりしゃすの系列店では、調理された総菜が大皿に盛られ、客自身が好きな分だけ取る「量り売り」をしていた。何らかの原因で菌が付着したトングが、複数の食品を汚染させたかもしれず、保健所も「盲点となっていた」と説明する。

 ただ、複数の店舗で総菜を買って食べた人から同じ遺伝子型の菌が検出されており、トングだけでは説明がつかない。フレッシュコーポレーションの担当者は「引き続き、感染源の特定に向け、協力していきたい」と話した。

2017年9月13日21時37分    朝日新聞デジタル

 

 

 総菜店O157、3歳女児死亡…前橋の店で購入

 埼玉、群馬両県の総菜販売「でりしゃす」系列店で購入した総菜を食べた人が相次いで腸管出血性大腸菌Oオー157に感染した問題で、前橋市保健所は13日、同市内の「でりしゃす六供ろっく店」(前橋市六供町)で販売された総菜を食べた女児(3)が死亡したことを明らかにした。

 女児からO157が検出された。一連の問題で死者が出たのは初めて。

 両県のでりしゃす系列4店舗では8月、総菜を購入して食べた計20人がO157に感染したことが確認されていた。このうち六供店ではこれまでに購入者のうち9人が感染した。この中に死亡した女児が含まれているかは不明。前橋市保健所は8月下旬に六供店を立ち入り調査し、包丁やまな板の使い回しなど、「衛生管理に問題がある」と指摘していた。

 でりしゃすを運営する「フレッシュコーポレーション」(群馬県太田市)では、8月下旬から全17店舗を休業していたが、今月7日に全店舗で営業を再開させている。

2017年09月13日 13時12分    Copyright © The Yomiuri Shimbun