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有袋類祖先の歯、9千万年前の地層で国内初発見

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熊本県御船町で見つかった有袋類の系統に属する哺乳類の歯の化石(町恐竜博物館提供)

 熊本県御船みふね町の町恐竜博物館は24日、同町の白亜紀後期(約9000万年前)の地層から、カンガルーやコアラなど有袋類の祖先にあたる哺乳類の化石が国内で初めて見つかった、と発表した。

 研究成果は、23日にカナダで開催された古脊椎動物学会で公表された。

 発表によると、化石は白亜紀後期に生息した小型の哺乳類・デルタテリディウム科の左上あごの歯で、長さ約2ミリ、幅約3ミリ。食物を突き刺し、すりつぶす機能を持つ同科特有の形状をした臼歯きゅうしとみられるという。

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 国内では、北陸地方兵庫県白亜紀層から様々な哺乳類の化石が見つかっているが、有袋類系統に属するものは未発見。同系統が白亜紀後期のアジア東部に生息していたことを裏付ける証拠にもなるという。
2017年08月24日 16時47分    Copyright © The Yomiuri Shimbun