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中央道の流出土砂、発がんリスクの粉も 労基署が調査

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丸釜釜戸陶料の本社付近を調べる多治見労働基準監督署の職員=22日午前11時41分、岐阜県瑞浪市釜戸町、松浦祥子撮影

 岐阜県瑞浪市釜戸町の中央道で、流れ込んだ土砂に車が巻き込まれて6人が重軽傷を負った事故で、厚生労働省多治見労働基準監督署は22日、土砂崩れ現場近くの陶磁器原料メーカー「丸釜釜戸陶料」を立ち入り調査した。土砂には同社が製造した微小なパウダーが含まれているとして、粉じんの濃度を調べ、土砂を撤去する作業員が吸い込まないようにする対策を同社に求めた。
 この日、監督署の職員2人が調査に入った。職員によると、土砂には同社が保管していた窯業(ようぎょう)で使う原料の他に、同社の製造で、半導体の絶縁材料に使われるシリカパウダーも含まれていた。同社は監督署に対し、「パウダーは流出した窯業原料と同じ場所に埋めていた」と説明しているという。シリカパウダーは微小で、長い期間にわたって大量に吸い込むことによって発がん性やじん肺のリスクが高まるという。

 今回は雨により泥水の状態で流出したが、パウダーが大量に含まれていれば、乾燥することで粉じんとなるリスクがあるため、散水やシートで覆う必要が出てくるという。

2017年8月22日16時44分    朝日新聞デジタル

 

中央道土砂流出、原料業者を廃棄物処理法違反容疑で捜査

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土砂が崩れた現場の上にある丸釜釜戸陶料の工場=19日、岐阜県瑞浪市釜戸町、朝日新聞社ヘリから、筋野健太撮影

 岐阜県瑞浪みずなみ)市釜戸町の中央道で18日夜、大雨で車道に流れ込んだ土砂に車が巻き込まれ、6人が重軽傷を負った事故で、土砂の中に、現場近くの会社が保管していた窯業(ようぎょう)で使う原料が含まれていたことがわかった。県は廃棄物処理法に基づき、流出防止策をとるよう措置命令を出した。県警も同法違反などの疑いもあるとみて捜査を始めた。
 県は21日、崩れた山肌の上にある陶磁器原料メーカー「丸釜釜戸陶料」の第三工場に立ち入り検査に入った。幹部への聞き取りで、原料の保管状況などを調査。中央道に流出した土砂に工場で不要となった原料が混入していることが判明したという。県の担当者は「不適正な状態で長期にわたって保管状態にある産業廃棄物と判断した」と話した。

2017年8月21日23時06分    朝日新聞デジタル