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防衛省、「PAC3」を中国・四国地方に展開

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北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、展開する「PAC3」(12日午前8時1分、高知県香南市陸上自衛隊高知駐屯地で)=近藤誠撮影

 北朝鮮による米領グアム島周辺への弾道ミサイル発射に備えるため、防衛省は12日未明から昼、ミサイルを迎撃する航空自衛隊の地対空誘導弾「PAC3」を中国・四国地方の4県に展開した。

 4県はミサイルの飛行ルートとされており、同省は、本体や破片の落下といった不測の事態に対応できる態勢を整える。

 高知県陸自高知駐屯地では、同日午前2時45分頃、PAC3の機材を積んだトラックが到着。その後、早朝までには発射機を搭載した車両も着き、隊員が点検作業などを行った。松山(愛媛県)、出雲(島根県)、海田市広島県)の各駐屯地にもPAC3が次々と持ち込まれた。

 一方、小野寺防衛相は11日、ミサイルの破壊措置命令を出した。命令は昨年8月以降、常時発令された状態だが、PAC3の配置場所を変更したため、手続き上、改めて発令した。

 安倍首相は12日午前、山口県内で記者団に「国民の生命と財産を守るために最善を尽くしていく」と語り、引き続き北朝鮮問題の外交的解決を目指すとともに、不測の事態に備える考えを強調した。

2017年08月12日 12時43分    Copyright © The Yomiuri Shimbun