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お盆につるす「精霊車」…山形・遊佐町の風習

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お盆に先祖の霊を迎えるため、軒下にミニカーをつり下げる佐々木さん(11日、山形県遊佐町で)

 お盆に先祖の霊を迎えるためにミニカーを軒下につるす「精霊しょうりょう車」という変わった風習が、山形県遊佐ゆざ町で受け継がれている。

 全国的にはキュウリやナスで馬や牛の人形を作って飾る「精霊馬」が一般的だが、遊佐鳥海観光協会によると、同町で農家にマイカーが普及した昭和40年代頃から、「ご先祖さまにより早く快適に帰ってきてもらいたい」と、ミニカーをつるすようになったという。

 玩具としてではなく、先祖の乗り物として大切に扱われるため、保存状態が良いブリキの名品も。同町豊岡の行政書士佐々木正紀さん(68)がつるしたのは、往年の名車2代目トヨペット・クラウン。精霊車として約50年使い続けてきたといい、「ご先祖さまには名車で快適な旅をしてもらいたい」と話していた。

2017年08月12日 12時10分    Copyright © The Yomiuri Shimbun