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迎撃ミサイル中四国配備へ調整 政府、北朝鮮予告で

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自衛隊のPAC3訓練の様子

 政府は北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、島根、広島、高知の各県上空を通過すると予告しているのを受け、中国、四国地方に地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)を配備する調整に入った。落下に備えて迎撃態勢を整える。発射が強行されれば集団的自衛権に基づいて自衛隊が迎撃することも検討する。
 小野寺五典防衛相は10日夜、都内で記者団に中国、四国地方へのPAC3配備について「様々なことを勘案しながら必要な措置を取る」と指摘した。福岡県などの航空自衛隊基地からPAC3を陸路で運ぶとみられる。

 朝鮮中央通信によると、朝鮮人民軍は中距離弾道ミサイルを4発同時に発射し、グアム沖30~40キロメートルの海上に落下させる案を検討中と発表。島根など3県の上空を通ると表明した。

 日本の弾道ミサイル防衛網は、イージス艦海上配備型迎撃ミサイル(SM3)と地上のPAC3による二段構え。SM3が軌道が頂点に達した段階、PAC3は落下から着弾するまでの段階でそれぞれ迎撃を担う。

 PAC3の防護範囲は半径数十キロ。空自は全国15カ所程度に配備しているが、中国、四国地方には1カ所もない。車両付で移動しやすく、昨年2月には沖縄県石垣島などに暫定的に置いた。

2017/8/11 1:30    日本経済新聞 電子版