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グアムに北ミサイルなら広島・高知など上空通過

 【ソウル=宮崎健雄】10日の朝鮮中央通信によると、朝鮮人民軍が検討中の中長距離弾道ミサイル「火星12」が発射されると、日本の島根、広島、高知県上空を通過し、3356・7キロ・メートルを17分45秒間飛行後、グアム島周辺30~40キロ・メートルの海上に着弾することになるという。

 作戦案を8月中旬までに完成させ、金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長に報告後、「発射待機態勢で命令を待つ」とした。21日から韓国で予定されている定例の米韓合同軍事演習をけん制する狙いがあるとみられる。

 金絡謙朝鮮人民軍戦略軍司令官は、トランプ米大統領が8日(米東部時間)、北朝鮮に「世界が見たことがないような炎と怒りに直面することになる」とした警告に対しても、「理性的な思考ができない者とは正常な対話は通じず、絶対的な力で抑えなければならない」と強調した。
2017年08月10日 13時45分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

北「グアムに4発」、防衛相「存立危機事態も」

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は10日、金絡謙キムラクキョム朝鮮人民軍戦略軍司令官が「米国に厳重な警告を送るため」として、中長距離弾道ミサイル「火星12」4発を米グアム島周辺に同時発射することを慎重に検討していると発表したと報じた。

 小野寺防衛相は、北朝鮮が米軍基地のあるグアムに向けてミサイルを発射した場合、集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」に当たりうるとの見方を示した。

 10日午前の衆院安全保障委員会の閉会中審査で答弁した。

 小野寺氏は「(日本の防衛力と米国の打撃力の)両方があって日本の抑止力が高まることを考えると、米側の打撃力が欠如することは日本の存立の危機にあたる可能性がないとも言えない」と述べた。さらに、「具体的な想定での話をする状況ではない。総合的な事態を勘案する中で、どの事態と判断するかは政府全体で共有していきたい」とも指摘した。
2017年08月10日 13時51分    Copyright © The Yomiuri Shimbun