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難民や移民約120人 海に突き落とされる

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深刻な食糧不足や貧困にあえぐ東アフリカのソマリアなどから中東の湾岸諸国を目指す難民や移民が相次ぐ中、イエメン沖で、船に乗っていた難民や移民およそ120人が密航業者に海に突き落とされ、溺れるなどして29人が死亡、22人が行方不明になっており、国連は、非人道的な行為だとして非難しています。
国連のIOM=国際移住機関によりますと、9日朝、東アフリカのソマリアエチオピアから湾岸諸国を目指して船に乗って逃れてきた難民や移民120人以上が、イエメン沖で、密航業者に無理やり海に突き落とされたということです。船に乗っていた人たちの平均年齢はおよそ16歳とほとんどが若者で、溺れるなどして、これまでに29人が死亡し、22人の行方がわかっていないということです。

IOMは、生存者から聞き取った話として、密航業者がイエメンの海岸近くで当局者のような人物を見かけたとたん、人々を海に突き落とし始めたとしています。

IOMの責任者は「恐ろしく非人道的な行為だ」と密航業者を非難したうえで、「あまりに多くの若者が、誤った期待から、密航業者を頼っている」と指摘しています。

ソマリアなどは干ばつや治安の悪化によって深刻な食糧不足や貧困に見舞われていて、IOMの推計では、ことしに入ってからすでにおよそ5万5000人が、内戦が続くイエメンに向けて密航していて、その多くはイエメンを経由して裕福な湾岸諸国を目指しているということです。

8月10日 14時12分    NHKニュース

 

 

移民29人溺死させる=密航人、摘発恐れ海に投げ出す-イエメン沖

 【カイロ時事】国際移住機関(IOM)は9日、ソマリアエチオピア出身の移民を乗せてイエメンに向かっていたボートから同日、上陸直前に摘発を恐れた密航業者によって120人以上が故意に海に投げ出され、29人が溺死したと明らかにした。22人が行方不明。犠牲者は、生き延びた移民の手でイエメン南部シャブワの砂浜に埋められたという。
 IOMによると、移民らは内戦が続くイエメンを経由し、裕福なペルシャ湾岸諸国を目指していた。生存者は「密航人が海岸近くで『当局者』を見掛けたため、移民を海に投げ落とした。密航人は既にソマリアに帰り、また移民を同じルートで連れてこようとしている」と証言した。ボートに乗っていた移民の平均年齢は16歳だった。

時事通信 (2017/08/10-07:12)