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「グアム島周辺の包囲射撃を検討」 北朝鮮軍が声明

 北朝鮮軍で弾道ミサイルを担当する戦略軍の報道官は8日付で、新型中距離弾道ミサイル「火星(ファソン)12」(射程4千~5千キロ)で米軍基地があるグアム島周辺の包囲射撃を検討していると警告する声明を発表した。朝鮮中央通信が9日伝えた。

 金正恩(キムジョンウン)政権は過去、衛星運搬ロケットと称する長距離弾道ミサイル以外は、日本列島を越えない範囲で試射を実施してきた。米軍を名指しで非難したうえでの警告で、米国の強い反発を招くのは必至だ。朝鮮半島では21日から定例の米韓合同軍事演習も始まる見通しで、緊張が更に高まるのは避けられない。

 北朝鮮は5月14日に「火星12」を意図的に高角度で打ち上げるロフテッド軌道で発射し、約800キロ飛行した。移動発射台からの発射が可能で、事前の探知が難しいとされる。

2017年8月9日11時00分    朝日新聞デジタル