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「長寿」台風、影響長引く…8日に東日本を縦断

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 台風5号は7日、和歌山県に上陸し、近畿地方を北東に進んだ。

 この影響で、西日本を中心に非常に激しい雨に見舞われた。8日に東日本を縦断する見込みで、気象庁は暴風や土砂災害などに警戒するよう呼びかけている。

 気象庁によると、台風5号は7日午後11時現在、滋賀県米原市付近を時速約20キロで北北東に進んでいる。中心気圧は982ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は23メートル。7日午後9時現在で台風発生から17・5日になり、気象庁によると、過去4番目の「長寿台風」となっている。

 8日にかけて本州を北東に進み、9日にも日本海に抜け、温帯低気圧に変わるとみられる。

 台風の動きが遅いため、大雨や強風などの影響が長引いた。1時間あたりの雨量は、山梨県大月市で99ミリ、和歌山県湯浅町で80ミリを観測。いずれも観測史上最多となった。

 総務省消防庁によると、台風5号による人的被害は、7日午後6時現在、死者2人、負傷者20人に上った。

 神奈川県南足柄市では7日午後3時50分頃、増水した酒匂川さかわがわでアユ釣りをしていた男性(22)が中州に取り残され、約40分後、地元消防に救助された。

 愛知県豊橋市前芝町周辺では同日夕、突風でトラック2台が道路で横転したり、複数の民家の屋根瓦が飛ばされたりするなどの被害が確認された。

 台風の影響で、交通機関も乱れた。日本航空全日空は7日、西日本を発着する便を中心に計329便を欠航し、約3万1000人に影響した。

 JR西日本は、大阪と和歌山などを結ぶ「くろしお」や、大阪と北陸方面を結ぶ「サンダーバード」など特急102本を運休。JR東日本でも、中央線の特急列車が運休した。

 気象庁によると、8日も局地的に猛烈な雨が降るおそれがあり、9日午前0時までの24時間の予想雨量は多いところで、関東甲信300ミリ、北陸250ミリ、近畿、東海200ミリ、東北180ミリ。

2017年08月08日 01時11分    Copyright © The Yomiuri Shimbun