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トランプ氏ツイート、送信前に「検閲」 新首席補佐官

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ホワイトハウスで話し込むトランプ大統領(右)とケリー大統領首席補佐官=7月31日、AFP時事

 先月末に就任したばかりのトランプ米政権のケリー大統領首席補佐官が、ホワイトハウスで影響力を発揮し始めた。軍隊式の秩序を組織に持ち込み、トランプ大統領のツイッターまでも検閲しているという。米ブルームバーグが報じた。

 元米海兵隊大将のケリー氏は31日、混乱するホワイトハウスの立て直しのため、首席補佐官に就いた。初日にスカラムッチ広報部長を解任。さらに秩序を乱していると判断した国家安全保障会議(NSC)の職員2人を辞めさせた。

 就任5日目にホワイトハウスの職員200人を集め、「第一に国家のため、第二に大統領のため、自分の要求は最後に回せ」と訓示。いかに無意味に見える情報でも、手続き無しに漏らすことは犯罪だと強調し、メディアなどへの機密情報流出を戒めた。トランプ氏に面会する職員や政権幹部も、すべてケリー氏を通すように変更したという。

 ケリー氏はホワイトハウスに秩序を求める一方、トランプ氏が好き放題につぶやくツイッターにも影響力を行使。トランプ氏がツイッターの送信ボタンを押す前にケリー氏に吟味してもらい、ケリー氏が違う表現を提案するなどしている。

 その成果か、最近「失望している」と非難していたセッションズ司法長官について、機密情報流出の取り締まりを打ち出したことを「偉大だ」と持ち上げた。悪口よりも、政権の成果をアピールする内容が増えているようだ。(ワシントン=土佐茂生)

2017年8月7日10時30分    朝日新聞デジタル