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「赤ちゃんだ」土から小さな手 住民連携、小さな命救う

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男児が発見された現場は土が掘り返されたような跡が残っていた=東京都東村山市

 東京都東村山市恩多町の河川敷の土中から3日午前、生後間もない男児が見つかった事件。男児の命を救ったのは、付近の住宅街の住民たちの連係だった。
 3日午前9時半ごろ、現場近くに住む保延務さん(76)宅のインターホンが鳴った。

 「崖の下から赤ん坊の泣き声がする」――。隣人の女性が切迫した様子で助けを求めてきた。女性が自宅前で草むしりをしていると、河川敷から泣き声が聞こえたという。

 保延さんらが暮らす住宅街は、河川敷から約1・5メートルの高台にある。保延さんが下をのぞき込むと、川べりに小さな手のようなものが見えた。「間違いない。人間の赤ちゃんだ。生きている」

 慌てて河川敷まで下りた。土の中から小さな両手と右足首が突き出ていた。土を手で払いのけると、1、2センチ下から青色のタオルをかぶせられ、泣いている男の赤ちゃんが現れた。

2017年8月3日18時06分    朝日新聞デジタル

 

川辺で乳児発見、土に埋まった状態で救助 東京・東村山

 3日午前9時半ごろ、東京都東村山市恩多町の空堀川の河川敷で、近くで草刈りをしていた女性が泣き声に気付き、土に半ば埋まった状態の乳児を発見して助け出した。

 警視庁東村山署によると、見つかったのは生後間もない男児。河川敷に掘られた深さ12~13センチの穴の中に仰向けでおり、上から土がかけられていた。手が土中から出ている状態だった。タオルにくるまれ、へその緒はついたままだったが、目立った外傷はなく、命に別条はないという。署は、男児が故意に埋められたとみて、保護責任者遺棄の疑いで捜査している。

 現場は西武新宿線久米川駅の北東約700メートルで、周辺は住宅街。

2017年8月3日13時03分    朝日新聞デジタル