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日本の害虫、スイスで初発見…温暖化で欧州北上

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スイス政府とティチーノ州政府が作成したマメコガネの警告ポスター(ティチーノ州政府提供)

 【ジュネーブ=笹沢教一】スイス南部で、ブドウなどの果樹作物を食い荒らす日本在来種の害虫マメコガネが今夏、スイスで初めて発見された。

 温暖化に伴い、欧州を北上して生息域を広げているとみられ、当局が警戒を強めている。

 同国南部ティチーノ州は、州南端のイタリア国境沿いに虫の誘引物質(フェロモン)を放つかごを設置、6月21日からの1か月間で計18匹を捕獲した。マメコガネは、1970年代に欧州で初めて、ポルトガルアゾレス諸島で発見され、2014年にはイタリア北部のワイン産地ロンバルディア州に北上していた。スイス政府とティチーノ州は拡大防止のため、イタリアに向かう国道で旅行者らに文書を配り、州内に持ち込まないよう呼びかけている。
2017年07月31日 19時32分    Copyright © The Yomiuri Shimbun