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ヒアリ駆除へ、豪政府が10年間で360億円

 【メルボルン=一言剛之】オーストラリア政府は、猛毒を持つ「ヒアリ」の駆除に10年間で約4・1億豪ドル(約360億円)を充てる方針を固めた。

  ヒアリは人を刺すだけでなく、家畜や生態系にも悪影響を与えるとして、関連省庁が連携して対策に乗り出すことを決めた。

 南米原産のヒアリは、豪州では2001年に初めて発見された後、爆発的に繁殖し、ほぼ全土に広がった。豪州の非営利組織、外来種評議会は「ヒアリを放置すれば、豪州でも毎年3000人が(重篤な影響が出る)アレルギー症状の被害に遭う」と警告している。

 ヒアリが繁殖しているクイーンズランド州南東部の調査では、カエルやトカゲ、鳥類などの生息数が減少し、一部では絶滅の懸念が出ている。
2017年07月31日 10時22分    Copyright © The Yomiuri Shimbun