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トップ辞任の混乱さなか…対応に追われる防衛省

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防衛省を出る稲田氏(28日午前、東京都新宿区で)

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の日報を巡る問題で、稲田朋美防衛相が引責辞任した28日、北朝鮮が深夜になって弾道ミサイルを発射した。

 ミサイルは約45分間飛行し、北海道沖の日本海排他的経済水域EEZ)に落下したとみられる。トップ辞任に揺れるさなかの有事に、東京・市ヶ谷の防衛省では幹部らが対応に追われた。

 防衛省には、28日深夜、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したとの情報が入り、幹部らが次々と登庁。「こんな時にミサイルが撃たれたらたまらない」(自衛隊幹部)との懸念が現実となった。

 北朝鮮がミサイルを発射したのは、28日午後11時42分頃。日報問題を巡り、8月8日付で退任が決まった岡部俊哉陸上幕僚長も急いで登庁し、29日未明には関係幹部会議が招集された。

 自衛隊幹部は「防衛相が代わったばかりなのに……」と緊張した面持ちで語り、別の幹部は「我々の状況をよく見ているという相手のメッセージだ。トップが入れ替わって、どんな対応ができるのか、試されている」と険しい表情で話した。
2017年07月29日 02時09分    Copyright © The Yomiuri Shimbun