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障害者殺傷事件 元職員 殺意のきっかけを供述

相模原市知的障害者施設で46人が殺傷された事件から、26日で1年となります。殺人などの罪で起訴された施設の元職員、植松聖被告は障害者への殺意を持ったきっかけの1つとして、「事件の半年ほど前、アメリカ大統領候補だったトランプ氏の演説のニュースを見ている時に周囲にいたほかの職員に入所者の殺害についてことばにした」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかりました。捜査当局は、みずからの考えを正当化する理由にしていると見ています。
この事件は去年7月26日の未明、相模原市緑区知的障害者の入所施設「津久井やまゆり園」で、入所していた障害のある人たちが次々に刃物で刺されて19人が殺害され、27人が重軽傷を負ったもので、元職員の植松聖被告(27)が殺人などの罪で起訴されています。

これまでの調べに対し、植松被告は「障害者は不幸を作ることしかできない」などと供述していますが、障害者への殺意を持ったきっかけの1つとして、「事件の半年ほど前、アメリカ大統領候補だったトランプ氏の演説のニュースを施設のテレビで見ている時に周囲にいたほかの職員に入所者の殺害についてことばにした」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかりました。

さらに「殺害計画を実行すれば、障害者支援のための、ばく大な資金が必要なくなり、貧困など、さまざまな問題を解決できると思った」と極端な供述をしているということです。

植松被告がどのような演説の内容を聞いたのかや、どう影響を受けたのかはわかっておらず、捜査当局はトランプ氏のニュースを見ていた植松被告が、みずからのゆがんだ考えを正当化する理由にしていると見ています。

7月25日 17時41分    NHKニュース