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大統領報道官辞任、ホワイトハウス内紛が原因か

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左 : スパイサー氏(AP) 右 : サンダース氏(AFP時事)

 【ワシントン=尾関航也】米トランプ政権のショーン・スパイサー大統領報道官(45)が21日に辞意を表明したのを受け、ホワイトハウスは同日、後任にサラ・ハッカビー・サンダース副報道官(34)が昇格すると発表した。

 政権の顔にあたる報道官が就任半年で辞任するのは異例だ。米メディアは、ホワイトハウスの内紛が原因と伝えている。

 発足から半年が経過したトランプ政権のイメージ悪化は避けられそうにない。発表によると、スパイサー氏は8月いっぱいで退任する。ホワイトハウスはこの日、政権の広報戦略を統括する広報部長ポストに、投資家のアンソニー・スカラムチ氏(53)を起用することも発表した。

 米主要メディアによると、スパイサー氏はスカラムチ氏の起用に関して、トランプ大統領に強い反対の意向を伝えていたが、聞き入れられなかった模様だ。
2017年07月22日 14時14分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

米大統領報道官が辞任 トランプ政権半年、異例の交代

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辞任したスパイサー米大統領報道官(21日、ホワイトハウス)=ロイター

 【ワシントン=川合智之】米ホワイトハウスは21日、スパイサー米大統領報道官の辞任を発表した。米メディアによると、トランプ米大統領が決めたホワイトハウスの広報体制見直しへの反発が理由だ。後任にはサンダース副報道官が昇格する。政権発足から半年という短期間で報道官が交代するのは異例で、政権内の亀裂が浮かび上がった。
 トランプ氏は同日、投資会社創業者で政権移行チーム幹部だったアンソニー・スカラムチ氏をホワイトハウス広報部長に任命した。トランプ氏はこの人事に反発するスパイサー氏に職にとどまるよう慰留したが、スパイサー氏は断ったという。

 スカラムチ氏の広報部長就任を巡っては政権内で見解の相違があったもようだ。バノン首席戦略官・上級顧問はスパイサー氏と同様にスカラムチ氏就任に反対したが、トランプ氏の長女イバンカさんや夫のクシュナー上級顧問は賛成したとされている。

 トランプ氏はスパイサー氏の辞任について「働きに感謝している」との声明を発表した。一方で広報部長に任命したスカラムチ氏に対し「尊敬している。政権の重要な追加要員となる」と述べた。スカラムチ氏も21日の記者会見で、トランプ氏に「忠誠を誓う」と表明した。

 スパイサー氏はトランプ氏側近とロシアの不透明な関係に端を発する疑惑「ロシアゲート」などを巡り、米主要メディアと激しく対立してきた。トランプ氏はスパイサー氏の報道対応に不満を持ち、両氏の関係は悪化していたとされる。最近ではサンダース氏が記者会見に出ることが増えていた。

2017/7/22 9:44    日経新聞