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閉鎖の「奈良監獄」今後はホテルに…1万人見学

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放射状に広がる各収容棟を見渡せる「中央看守所」を見学する人たち(16日、奈良市般若寺町で)=夏井崇裕撮影

 1908年(明治41年)に「奈良監獄」として建設され、今年3月末に閉鎖された重要文化財・旧奈良少年刑務所(奈良市般若寺町)で16日、刑務所の姿をとどめた内部が一般公開され、約1万人が見学に訪れた。

 今後、改装工事を経て、ホテルや史料館として生まれ変わる。

 明治政府の技師だった山下啓次郎が設計した赤れんが建築の建物。「五大監獄」(奈良、千葉、長崎、鹿児島、金沢)で唯一現存し、2月に重文指定された。

 収容棟や単独室(独居房)などが全面的に公開されるのは、今回が最初で最後。見学者は各部屋の分厚い扉やトイレ、作業場などを見て回り、記念撮影をしていた。子供らと一緒に訪れた奈良市の主婦(36)は「部屋は狭く、受刑者の生活がリアルに感じられた」と話していた。

2017年07月17日 11時34分    Copyright © The Yomiuri Shimbun