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日本がマレーシアに供与、大型巡視船を披露

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マレーシアに供与された巡視船(15日、クアラルンプール近郊で)=浜砂雅一撮影

 【クアラルンプール=浜砂雅一】マレーシアの海上警備能力強化を支援するため、日本が供与した大型巡視船2隻のうち1隻の披露式が15日、クアラルンプール近郊のクラン港で行われた。

 巡視船は全長約87メートル。海上保安庁の所属だった船を改修した。今後、マレーシア東部コタキナバルを拠点に南シナ海の警備にあたる。もう1隻も今年3月から、マレー半島東岸沿いの南シナ海で活動を始めている。シャヒダン・カシム首相府相は読売新聞に、「違法漁船の取り締まりなどでの活躍が期待できる」と語った。

 同国では昨年3月、東部ボルネオ島沖の排他的経済水域EEZ)内に、100隻近い中国漁船が公船を伴って進入した。その後、マレーシア側が日本に支援を要請し、昨年11月の両国首脳会談で、日本が巡視船を供与することで合意した。

 日本政府は近年、中国による強引な海洋進出を念頭に、フィリピンやベトナムなど南シナ海沿岸国の警備能力の向上を積極的に支援している。

2017年07月17日 10時17分    Copyright © The Yomiuri Shimbun