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研究者も知らぬ菊池寛の怪奇小説、原稿見つかる

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菊池寛新聞小説「妖妻記」の冒頭部分と挿絵(菊池寛記念館所蔵)

 「父帰る」「真珠夫人」などの作品で知られ、文芸春秋を設立した菊池寛(1888~1948年)が昭和初期、大阪の夕刊紙で連載した怪奇小説「妖妻記ようさいき」の原稿が見つかった。

 菊池の出身地の高松市が13日、発表した。全集や作品集に未収録で、研究者の間でも存在が知られていなかった。菊池寛記念館(高松市)は「現実主義、合理主義者の菊池にとって怪奇小説は珍しい」としている。

 「妖妻記」は主人公の男が妻とその密会相手を殺し、逃げた先で出会った美しい娘と結婚するが、娘の正体はオオカミだった、というストーリー。

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菊池寛菊池寛記念館提供)

 原稿は400字詰め原稿用紙64枚で、18回の連載分が全てそろい、挿絵も付いていた。同館が2011年、東京の古書店から購入した。
2017年07月13日 15時52分    Copyright © The Yomiuri Shimbun