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九州豪雨死者21人に…不明26人、捜索続く

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濁流の中、捜索に向かう自衛隊員ら(10日午前8時21分、福岡県朝倉市杷木松末で)=大原一郎撮影
 九州北部の豪雨被災地では10日も、警察、消防、自衛隊約3000人態勢による捜索が続いた。

 福岡県警などによると、同県朝倉市で性別不明の1人が心肺停止状態で見つかった。福岡、大分両県内の死者は21人。連絡が取れない人は福岡県内の26人で、大分県内では把握されていない。孤立状態の解消や被災者支援の取り組みが進む一方、両県で1713人が公民館などでの避難生活を余儀なくされている。

 朝倉市は10日午後0時50分、同市杷木はき古賀の「上野ため池」が決壊する恐れがあるとして、杷木古賀、杷木寒水そうずの一部に避難指示を出した。対象は233世帯655人。同市の避難指示は、土砂崩れの恐れで杷木地区の一部に出ている115世帯316人と合わせ、計348世帯971人となっている。

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 豪雨による死者は、朝倉市が15人、福岡県東峰とうほう村と大分県日田市が各3人。朝倉市杷木松末はきますえでは同日午前8時10分頃、土砂の中から心肺停止状態の1人が発見された。被災地を流れる筑後川が注ぐ有明海で身元不明の5人の遺体が見つかっており、警察などが被災者の可能性が高いとみて調べている。

 被災自治体によると、避難者は午前9時現在、朝倉市1027人、東峰村313人、日田市373人。福岡県は10日、被災者の心のケアを行うため、朝倉市東峰村の避難所を巡回する災害派遣精神医療チーム(DPAT)を派遣した。

 朝倉市は同日、被災した約500世帯を対象に住宅確保についての意向調査を開始。日田市も被災した市民から家屋被害の状況を聞き取ることを決めた。

 孤立状態の住民は日田市で約220人から149人に減り、朝倉市東峰村では計29人。

 気象庁によると、九州北部では10日から11日にかけ、局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがある。

2017年07月10日 15時35分    Copyright © The Yomiuri Shimbun