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中国漁船、サバ「爆漁」か…推計30万トン超

 日本の排他的経済水域EEZ)に近い北太平洋の公海上で中国漁船が2016年、サバを30万~40万トン水揚げしていたとみられることが、国立水産研究・教育機構(横浜市)の推計で分かった。

 中国が昨年、国際機関「北太平洋漁業委員会」に報告したサバの水揚げ量は14・3万トンで、実態は2倍を超える可能性が高い。政府は、今月13日から開かれる同委員会で、中国などに正確な漁獲量の報告を求める方針だ。

 同機構によると、調査した海域は北海道東部から三陸沿岸の沖合200カイリ(約370キロ・メートル)の北太平洋。中国漁船が強力な集魚灯を使っていることに着目し、公開されている米国の気象衛星の観測データから光点を解析した。また、大型漁船に付けられた自動船舶識別装置の情報で国籍を識別。海水温による魚種の分布状況などを重ね合わせて分析したところ、同海域で昨年、サバを狙った1000トンクラスの大型の中国漁船が100隻以上、操業していたことが分かった。
2017年07月10日 07時06分    Copyright © The Yomiuri Shimbun