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米ロ首脳が初会談 シリア・北朝鮮で「進展期待」

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米ロ首脳会談に臨むトランプ米大統領(右)とロシアのプーチン大統領=AP

 【ハンブルク=川合智之】トランプ米大統領は7日、ドイツのハンブルクでロシアのプーチン大統領と初めて会談した。トランプ氏周辺とロシアとの不透明な関係を巡る疑惑「ロシアゲート」やロシアと親密なシリアへのミサイル攻撃で米ロ関係が悪化するなか、トランプ氏はプーチン氏との協議が「非常にうまくいくと思う」と会談冒頭に語った。
 両首脳は20カ国・地域(G20)首脳会議の合間に会談した。シリアや北朝鮮問題などで対応を協議したとみられる。

 会談の冒頭、プーチン氏と握手したトランプ氏は「多くの進展を期待している」と表明。プーチン氏は「会えてうれしい。前向きな成果を期待する」と応じた。会談は当初30分程度の予定だったが、1時間以上に延びている。

 米国はシリアの内戦終結に向けた連携を模索する。ティラーソン米国務長官は6日の声明で、ロシアとの協力の可能性を探る用意があると表明したうえで、具体的に飛行禁止区域の設定や停戦監視、人道支援を挙げた。

 北朝鮮の核・ミサイル開発阻止でも影響力の行使をロシアに求めている。ただ、プーチン氏は4日の中国の習近平国家主席との会談で、対話による平和的解決をめざす立場を確認。米韓の合同軍事演習の凍結も提案し、圧力を強める米国とはすれ違いが目立つ。

 オバマ前米政権は、ロシアが昨年の米大統領選にサイバー攻撃で介入したと断定。トランプ陣営はロシアと共謀したなどの疑いが持たれ、政権幹部に捜査が及ぶ。トランプ氏は大統領選で「尊敬する政治家はプーチン大統領」と語り、米ロ関係の改善を掲げていたが、ロシア疑惑で動きにくくなっていた。

2017/7/8 0:46    日経新聞