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秀吉から茶々へ「サンマ送ったよ」…書状発見

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豊臣秀吉が茶々に宛てた直筆の書状。苦手なお灸に耐えたことを褒め、サンマを食べるよう勧めている(兵庫県姫路市で)=守屋由子撮影

 豊臣秀吉(1537~98年)が側室の茶々(淀殿)に宛てた直筆書状1通を兵庫県豊岡市内で発見したと、東京大学史料編纂へんさん所と同県立歴史博物館が7日、発表した。

 同編纂所は「秀吉の細やかな性格や茶々への深い愛情がうかがえる」と評価する。

 書状は掛け軸に仕立てられ、同市内の個人が所蔵する多数の古文書に含まれていた。筆跡や内容の分析から秀吉自筆と断定された。秀吉の自筆書状は約100通が知られるが、淀殿宛ては6通目で、うち茶々の名が入ったものは4通目という。本文13行、後から本文の冒頭や行間に書いた追伸6行で、「大かう(太閤たいこう)」の署名がある。内容などから文禄2年(1593年)に茶々が秀頼を出産後、間もない時期に出されたとみられる。

 高熱を発した茶々が何度も灸きゅうをすえて良くなったことを喜び、<いよいよめし(飯) こしめし候そうろうへく候、又またさいり(サンマ)進まいらせ候、せうくわん(賞翫しょうがん)候へく候>(これから食事をしっかり取るように。またサンマを送ったので味わうように)といたわっている。

2017年07月07日 21時50分    Copyright © The Yomiuri Shimbun