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九州豪雨、2人死亡11人不明…大分で土砂崩れ

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山の斜面が崩れ川や道路、住宅などに土砂が押し寄せた大分県日田市小野地区(6日午前10時、読売チャーターヘリから)=大原一郎撮影

 九州北部は6日、活発な梅雨前線の影響で記録的な大雨が続いた。

 福岡県朝倉市で男性1人の遺体が見つかったほか、大分県日田市では土砂崩れに巻き込まれた男性の死亡が確認された。福岡県災害対策本部によると、県内では11人の安否が分かっていない。同県東峰とうほう村は多くの道路が寸断されている。警察、消防、自衛隊は約7800人態勢で被災者の捜索や救助活動を始めた。政府は福岡、大分両県に調査団を派遣する。

 気象庁は6日未明、新たに福岡県の7市町に大雨特別警報を発表した。大雨特別警報の範囲は福岡、大分両県の計32市町村になった。読売新聞の午前11時時点のまとめでは、福岡、大分、熊本3県の9市町村で計18万6564世帯44万9740人に避難指示が出され、計3425人が公民館などに避難している。福岡、大分両県は同日、朝倉市東峰村、日田市、大分県中津市に災害救助法の適用を決めた。被害に応じて災害弔慰金や見舞金が支給される。

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橋げたが崩壊し流失したJR久大線の線路(6日午前6時54分、大分県日田市で)=中嶋基樹撮影

 福岡県警などによると、朝倉市杷木はき林田の川の近くで高齢男性の死亡を確認した。大分県警などによると、日田市小野で男女3人が土砂崩れに巻き込まれ、うち男性1人が心肺停止状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。残る2人もけがを負った。
 福岡県災害対策本部などによると、同県飯塚市桂川けいせん町に住む男女5人が旅行先の東峰村から帰宅中に行方が分からなくなったという。東峰村では住宅が流失するなどして5人の安否が分かっていない。朝倉市でも川に流された高齢男性1人が行方不明になっている。このほか、日田市によると、午前10時までに、「親と連絡が取れない」などの通報が複数あり、避難所などで所在を確認している。
 一方、朝倉市内を巡回中に連絡が取れなくなった県朝倉県土整備事務所の男性職員3人と、日田市で安否不明だった男性はいずれも無事が確認された。

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住宅が流木にのまれた朝倉市杷木寒水周辺(6日午前9時16分、福岡県朝倉市で、読売チャーターヘリから)=大原一郎撮影

 気象庁によると、同日午前9時20分までの24時間雨量は、朝倉市が541・5ミリ、日田市が368ミリとなり、いずれも1976年の観測開始以降の最大値を更新した。

 大雨の範囲は広がっており、同日午前、長崎県壱岐市では1時間雨量が90ミリに達し、気象庁は「50年に1度の記録的な大雨」としている。同県南島原市は82ミリ、熊本県山鹿やまが市でも72ミリを記録した。気象庁は土砂崩れの危険が高まっているとして、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本の5県に土砂災害警戒情報を出した。

 JR九州などによると、日田市内の鉄橋が流された久大きゅうだい線は一部区間で運休。鹿児島線長崎線の一部でも始発から運転を見合わせた。午前10時現在、九州自動車道大分道、長崎道の一部区間が通行止めとなっている。

 気象庁によると、7日にかけて断続的に非常に激しい雨が降る見込み。同日正午までの24時間雨量は福岡、大分、長崎、熊本の4県で200ミリ、佐賀県で150ミリと予想しており、同庁は土砂災害や河川の増水への警戒を呼びかけている。

2017年07月06日 13時42分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

 

九州豪雨、51万人避難指示・勧告 2人死亡2人負傷

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孤立した住民の救助作業をする自衛隊員(6日午前、福岡県朝倉市)=塩山賢撮影

 記録的な豪雨に見舞われた九州北部は6日、河川の氾濫や土砂崩れなどの被害が相次ぎ、福岡県で1人が遺体で発見されたほか、大分県で1人が心肺停止となった。福岡県で6人が行方不明となっており、自衛隊や警察、消防などは約7800人態勢で捜索・救助活動を本格化。総務省消防庁によると、6日午前8時半時点で福岡、大分両県などの計約51万7900人に避難指示や勧告が出た。道路の寸断などで交通網にも影響が広がった。

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公民館に避難した住民ら(5日、福岡県添田町

 両県などによると、福岡県朝倉市で男性1人の遺体が見つかった。大分県日田市で土砂崩れに巻き込まれた男性1人が心肺停止となり、ほかに女性2人が負傷した。気象庁は両県への大雨特別警報を継続し、最大級の警戒を呼びかけた。

 政府は6日午前、関係閣僚会議を首相官邸で開催。麻生太郎副総理・財務相は欧州訪問中の安倍晋三首相に代わってあいさつし「事態は極めて深刻な状況だ」と強調。被害の拡大防止に全力を尽くすよう指示した。

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大雨の影響で氾濫した福岡県添田町彦山川(5日)=国交省九州地方整備局提供・共同

 菅義偉官房長官は臨時記者会見で「できることは何でもやる、との方針で臨んでいる」と語り、自治体の復旧事業などへの国の補助率をかさ上げする激甚災害の指定に前向きな姿勢を示した。

 福岡、大分両県によると、福岡県の桂川町朝倉市飯塚市で6人が行方不明。同県で5人、大分県日田市で11人の安否が確認できていない。警戒巡回中に連絡がとれなくなった福岡県職員3人は無事が確認された。

 土砂崩れや冠水で各地の道路が通行止めとなり、福岡県東峰村などでは孤立集落も生じた。JR九州は日田市内で鉄橋が流されたJR久大線の復旧に「かなりの時間を要する」と発表した。

 大分、福岡両県では企業の生産活動や物流にも影響が出ている。ダイハツ工業は6日、軽自動車などを生産する大分工場(中津市)の稼働を6日午後も休止することを決定。宅配便の集配も一部地域で遅れている。

2017/7/6 12:50   日経新聞

 

 

九州豪雨7日も…河川の氾濫などに警戒呼びかけ

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橋げたが崩壊して流失したJR久大線の線路(6日午前7時11分、大分県日田市で)=中嶋基樹撮影

 福岡、大分県内に大雨特別警報が出る中、気象庁は6日午前4時20分、大雨などに関する気象情報を出し、九州北部地方を中心とした大雨は7日にかけて続くとした。

 土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に厳重な警戒を呼びかけた。

 気象庁の発表によると、西日本に停滞した梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み大気は不安定になっている。前線は7日にかけて西日本に停滞し、このため、九州北部地方を中心に猛烈な雨は6日朝にかけて続き、7日も局地的に非常に激しい雨が降るとしている。

 気象庁は、7日午前6時までの24時間に予想される雨量を、九州北部地方で250ミリ、九州南部・奄美地方で150ミリとしている。

2017年07月06日 09時14分    Copyright © The Yomiuri Shimbun