今日のニュース

気になったニュース

救助ヘリ40機超、出動できず 九州豪雨、悪天候で

f:id:obaco:20170706100123j:image

記録的な豪雨から一夜明けた福岡県朝倉市の山田地区。国道386号には流木が散乱していた=6日午前6時8分、日吉健吾撮影

 九州北部の豪雨で多数の安否不明や土砂災害が発生していることを受け、菅義偉官房長官は6日午前6時40分すぎ、臨時の記者会見を開き、自衛隊や警察、消防約7500人態勢で救助活動にあたっていることを明らかにした。政府は同日午前、関係閣僚会議を開き、対応を協議する。

 菅氏は福岡県朝倉市や同県東峰村大分県日田市で「数多くの安否不明に関する情報がある」とし、「被害情報の収集に全力をあげている」と述べた。現地が非常に混乱しているといい、「情報を政府としても確認しきれていない部分がある。とにかく救助、復旧に全力を挙げる」とした。天候が悪く、四十数機のヘリコプターが待機したままだという。

 一方、福岡県東峰村では、土砂の崩落などで村への道路が全て遮断されて孤立しており、菅氏は「道路の復旧に全力であたっている。開通次第、救助活動にあたる」と話した。

 政府は福岡、大分両県に情報先遣隊チーム2隊を派遣。被災自治体と連携し、必要な対応策をとっていくとしている。

2017年7月6日08時00分    朝日新聞デジタル

 

 

住民避難の小学校、陸自近づけず 九州豪雨、救助本格化

f:id:obaco:20170706100355j:image

取り残された人たちが自衛隊に救助された=6日午前5時56分、福岡県朝倉市、福岡亜純撮影

 記録的な豪雨に見舞われた福岡県朝倉市では、6日早朝から救助活動が本格化している。
 流されてつぶれた住宅、横倒しの軽トラック、足がはまるほど道路を覆った土砂、川のように流れる水……。朝倉市杷木(はき)の星丸地区では、人工透析を受けている患者や家ごと流されて全身打撲を負ったけが人が孤立しているとの情報があった。陸上自衛隊員らは住宅倒壊現場の土砂を歩いて越え、避難していた人を背負ったり、手を引いたりして助け出した。

 90代の三木アイコさんは裸足のまま、隊員に背負われて茶色い水の流れを渡った。「来ていただいて、ありがたい」。今回のような雨は初めてといい、「こうなるとは夢にも思わなかった」。共に一夜を過ごした息子の弘さん(63)は「こげんなったらどげんもならん(こうなるとどうしようもない)」と語った。

 一夜が明け、被災状況も分かってきた。山から流れ出た土砂が屋根の上まできた住宅も。土砂とともに根こそぎ流されたのか、大木がいくつも倒れている。道路だった場所は、わずかに見えるガードレールの上部でわかる程度だ。1階部分が流され、2階が傾いている家も見える。

 住民の男性(45)は5日午後、濁流が川のようになって山のほうから流れてくるのを見たという。救助され、初めて自宅の周囲を見ると、自分の家より下の空き家は流されていた。「ぎりぎりだった。何ともいえない」

 一方、約50人の住民らが避難している杷木地区の小学校に向かった陸自隊員らは、小学校の約1キロ手前で道路の陥没によって近づけない状況。隊員らは小学校に避難した住民を別の場所に避難させる予定で、ボートを使って小学校に向かえないか検討中という。

2017年7月6日07時17分    朝日新聞デジタル