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長野県南部で震度5強、震度4も2回…余震続く

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地震で道路に落ちてきたとみられる石。大きいものは直径1・5メートルほどある(25日午前10時15分頃、長野県王滝村で)=柳沢譲撮影

 25日午前7時2分頃、長野県南部を震源とする地震があり、同県王滝村と木曽町で震度5強を観測した。

 震源の深さは7キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5・6と推定される。揺れの強かった地域では、落石や崖崩れの危険性があり、気象庁は「今後1週間程度、地震に注意してほしい」と呼びかけている。

 同庁によると、最初の地震の後、26日午前0時までに観測された震度1以上の地震は31回。午前9時24分頃と午後3時17分頃には、木曽町などで震度4を観測した。

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地震でガラスが割れた自動車販売店(25日午前11時頃、木曽町で)=下里雅臣撮影

 2014年9月に噴火した御嶽山との関連について、気象庁の松森敏幸・地震津波監視課長は25日の記者会見で、「関連性はわからない」と述べた。御嶽山の火山活動に異常は確認されていないという。木曽地域では1984年9月に、死者・行方不明者29人を出した長野県西部地震が起きているが、同庁は今回の地震との関連は低いとみている。

 長野県などによると、同県木曽町の女性(60)が自宅で倒れてきたタンスに脚を挟まれて軽いけがをしたほか、同県王滝村の80歳代女性が、落下物が頭にあたって軽傷。3町村の22棟で屋根瓦が落下するなどし、王滝村では90戸が最大4時間停電した。

 王滝村では直径約1・5メートルの石2個が村道に落下。木曽町のホテルでは、町中心部につながる町道に落石があり、宿泊客約60人が一時、通行できなくなった。岐阜県高山市でも県道が一時、落石のため通行規制された。

 JR東海によると、この地震で、東海道新幹線が新横浜―掛川間で緊急停止。約10分後に運転を再開した。中央線、高山線飯田線も運転を見合わせ、在来線25本が最大1時間47分遅れた。

 各地の震度は次の通り。

 ▽震度4 長野県上松町大桑村、石川県輪島市岐阜県高山市下呂市中津川市

 ▽震度3 長野県松本市諏訪市、石川県七尾市岐阜県飛騨市岐阜市富山県射水市浜松市天竜区名古屋市北区滋賀県彦根市など

2017年06月26日 00時09分    Copyright © The Yomiuri Shimbun