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大統領選のサイバー攻撃、プーチン氏が直接指示 米紙報道

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報道陣にジェスチャーするロシアのプーチン大統領(15日、モスクワ)=ロイター

 【ニューヨーク=平野麻理子】米紙ワシントン・ポストは23日、オバマ前政権高官の話として、2016年の米大統領選で共和党のトランプ候補(当時)を当選させるため、ロシアのプーチン大統領が直接サイバー攻撃を命じていたと報じた。前政権は対抗措置としてロシアのインフラへのサイバー攻撃や新たな制裁も検討したが、実施しないまま今年1月に政権を交代したという。

 報道によると、前政権は昨年8月の終わりに、米中央情報局(CIA)からプーチン大統領米大統領選に関与しているとの報告を受けた。その後、他の情報当局もCIAの報告を裏付けた。退陣が迫っていたオバマ政権は、ロシア外交官の国外退去など穏やかな制裁にとどめたという。

 オバマ前大統領は昨年12月「ロシアでは、プーチン氏なくして重要なことは実行されない」と述べ、プーチン氏のサイバー攻撃への直接的な関与を示唆していた。ワシントン・ポストは、オバマ前政権が制裁のために開発した「デジタル爆弾」の使用の是非は、トランプ現大統領に委ねられていると指摘している。

2017/6/24 10:24    日経新聞