今日のニュース

気になったニュース

能登沖の好漁場、北や中国の密漁急増…昨秋以降

f:id:obaco:20170622181508j:image

大和堆で違法操業を行う北朝鮮籍とみられる漁船。船体にハングルで「偉大なる金正恩同志」などと書かれていた(昨年10月撮影、石川県漁協提供)

y 石川県能登半島沖約300キロの排他的経済水域EEZ)内にあるスルメイカや甘エビの好漁場「大和やまと堆たい」で、北朝鮮籍中国籍とみられる違法操業船が急増している。

 スルメイカ漁は近年不漁が続いており、乱獲による資源の枯渇も懸念されている。全国いか釣り漁業協会は水産庁と連携し、実態把握に乗り出した。

 大和堆でスルメイカ漁の季節は6~7月と9~11月、甘エビ漁は6~8月。一方、同協会によると、大和堆では6月に入り、北朝鮮籍とみられる漁船が目視やレーダーで数百隻確認された。昨秋も同規模の隻数が確認されている。

f:id:obaco:20170622181705j:image

 昨年10月には、石川県能登町の漁師入口茂さん(58)が違法操業をしている船を撮影。船体はさび付き、スルメイカが干され、ハングルで北朝鮮の地名や「偉大なる金正恩同志」などと書かれていた。

 大和堆は水深が浅く、暖流と寒流が交わる好漁場として知られる。日本のEEZ内にあり、韓国とは漁業協定を結び双方が操業しているが、日本海に接していない中国の漁船は操業できない。北朝鮮は周辺国と漁業協定を結んでおらず、同国沿岸で操業してきたが、昨年秋から大和堆に入り込む船が目立つようになった。

2017年06月22日 15時21分    Copyright © The Yomiuri Shimbun