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「イスラム国」支配象徴のモスク、自ら爆破か

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21日、イラク北部モスルで破壊されたモスクを上空から撮影した画像(AFP時事)

 【カイロ=倉茂由美子】イラク軍は21日、イスラム過激派組織「イスラム国」のイラク最大の拠点、北部モスルの奪還作戦で、旧市街にあるモスク(イスラム教の礼拝所)を「イスラム国」が爆破したと発表した。

 このモスクは「イスラム国」が「支配の象徴」としていた。モスクの中には、多くの戦闘員が立てこもっていた可能性があり、イラク軍による作戦は最終局面に入った模様だ。

 イラク軍は同日夜、対テロ部隊がモスクまで約50メートルに迫ったところで、「イスラム国」がモスクを爆発させたとの声明を出した。軍報道官は国営テレビで、「まもなくモスルを制圧するだろう」と述べた。

 一方、「イスラム国」系のアマク通信は「米空軍がモスクを破壊した」と伝え、米軍の空爆によるものだと主張した。
2017年06月22日 11時04分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

「光の大モスク」爆破 IS支配の象徴、自ら破壊か

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イラク北部モスルの旧市街。傾いている尖塔(せんとう)がヌーリ・モスク(光の大モスク)=12日、仙波理撮影

 イラク軍は21日、過激派組織「イスラム国」(IS)の最大拠点だったイラク北部モスルの旧市街で同日、IS支配の象徴だったヌーリ・モスク(光の大モスク)がISに爆破されたと発表した。同モスクでは2014年、ISの最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者が説教。ISが自ら爆破したのは、旧市街に追い詰められ、イラク軍に占領される状況を避けるためとみられる。

 IS系メディアのアマク通信は、米軍の空爆で破壊されたと速報。だが米軍主導の有志連合は、モスク周辺で空爆はしていないと発表した。ISは、12世紀に建てられた同モスクを自ら爆破したと認めると信奉者の反発を招くと恐れ、虚偽の発表をしたとみられる。

 ISは14年6月にモスルを武力制圧してカリフ(預言者ムハンマドの後継者)制国家の樹立を宣言。バグダディ容疑者が同モスクで説教し、自身が「カリフだ」と主張して人々に服従を呼びかけた。ISは、その様子を映した動画を翌7月にインターネット上に投稿。同容疑者が映った唯一の映像となっている。

2017年6月22日10時09分    朝日新聞デジタル