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加藤一二三・九段が引退、「神武以来の天才」

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竜王戦で高野智史四段と対局する加藤一二三九段(20日午前、東京都渋谷区で)=稲垣政則撮影

 将棋の最年長棋士加藤一二三九段(77)は20日、東京・千駄ヶ谷将棋会館で行われた竜王戦6組昇級者決定戦で、高野智史四段(23)に98手で敗れ、引退が決まった。

 福岡県出身の加藤九段は14歳7か月で四段に昇段、当時のプロ入り最年少記録をつくった。18歳で順位戦A級に昇級し、「神武以来の天才」と呼ばれた。得意戦法は矢倉や棒銀で、十段や名人など、通算8期のタイトルを獲得。通算成績は1324勝(歴代3位)、1180敗(歴代1位)。

 早口でおしゃべりな独特のキャラクターがテレビのバラエティー番組などでも人気になり、「ひふみん」の愛称でも親しまれた。昨年12月には、竜王戦6組で史上最年少棋士藤井聡太四段(14)のデビュー戦の相手となった。
2017年06月20日 21時06分    Copyright © The Yomiuri Shimbun