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萩生田氏「発言概要」、新たに見つかる…文科相

 学校法人「加計かけ学園」の獣医学部新設を巡り、松野文部科学相は20日の閣議後記者会見で、萩生田はぎうだ光一官房副長官文科省幹部と国家戦略特区について協議した内容を記録した新しい文書が見つかったと発表した。

 文書には萩生田副長官が獣医学部の新設が決まる前の昨年10月21日、学部新設について「官邸は絶対やると言っている」などと語り、安倍首相が2018年4月開学を求めていると伝えていたことが書かれていた。

 この文書の存在を指摘する一部報道を受け、文科省が19日夜に改めて調査を行った。松野文科相によると、文書は「10/21萩生田副長官ご発言概要」との表題が付けられており、文科省専門教育課の共有フォルダーから見つかった。作成したのは同課の課長補佐という。
2017年06月20日 12時04分    Copyright © The Yomiuri Shimbun

 

加計問題、萩生田氏発言巡る新文書 文科相公表

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記者会見する松野博一文科相=20日午前11時19分、東京・霞が関、西畑志朗撮影

 松野博一文部科学相は20日、安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の国家戦略特区への獣医学部新設について、萩生田(はぎうだ)光一・内閣官房副長官文部科学省の局長に対して発言したとされる新たな文書を公表した。文書には学部新設について「官邸は絶対やると言っている」などと記録され、首相が具体的な開学の時期に触れていたとも記されている。
 この文書はNHKが19日、「クローズアップ現代+」で報じていた。萩生田氏が加計学園獣医学部新設に積極的に関わった可能性を示すものだ。松野文科相は20日の記者会見で「副長官の発言でない内容が含まれている」と述べた。

 文書は「10/21萩生田副長官ご発言概要」という題名で、担当の文科省専門教育課から複数の部署にメールで送信されていた。

 文書は、萩生田氏が文科省の局長とのやりとりの中で「和泉(洋人首相)補佐官からは、農水省は了解しているのに、文科省だけが怖(お)じ気(け)づいている、何が問題なのか整理してよく話を聞いてほしい、と言われた」としたうえで、「官邸は絶対やると言っている」と記されている。また、「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた。工期は24ケ月でやる。今年11月には方針を決めたいとのことだった」と、安倍首相の意向があったとも記述されている。

 また、萩生田氏の発言として、獣医学部新設に反対していた日本獣医師会を念頭に、「農水省が獣医師会押さえないとね」と発言したとの記述もある。

 さらに「渡邊加計学園事務局長を(文科省の担当の)浅野課長のところにいかせる」などとも記されている。

 安倍晋三首相は19日の記者会見で「今後、何か指摘があれば、政府としてはその都度、真摯(しんし)に説明責任を果たしてまいります。国会の開会、閉会にかかわらず、政府としては今後ともわかりやすく説明していくと、その努力を積み重ねていく考えであります」と述べていた。

2017年6月20日11時52分    朝日新聞デジタル