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改正刑法が成立 性犯罪を厳罰化、男性被害も対象

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参院予算委で答弁する安倍首相。左は山本地方創生相(16日午後)

 性犯罪を厳罰化する改正刑法が16日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。性犯罪に関する規定の抜本改正は1907年の刑法制定以来初めて。被害者を女性に限っていた「強姦罪」を廃止し、男性も対象に含める「強制性交等罪」を新設する。法定刑の下限も引き上げる。被害者の告訴がなくても起訴できるように改め、告訴に伴う被害者の負担を減らす。
 7月13日に施行される見込み。強姦罪では女性に対する性交だけが対象だった。強制性交等罪では被害者、加害者ともに性別を問わず、性交類似行為も対象に含める。法定刑の下限も強姦罪では懲役3年だったが、5年に引き上げる。

 これまでは起訴のために被害者の告訴が必要な「親告罪」だったが、「非親告罪」に改める。

 親などの「監護者」が支配的な立場にあることに乗じて、18歳未満の子供と性交したり、わいせつな行為をしたりした場合、暴行や脅迫がなくても罰することができるようにする。「監護者性交等罪」や「監護者わいせつ罪」を新設する。

 与野党衆院で、施行から3年をメドに必要があれば性犯罪の実態に応じた措置を講じることで合意し、付則に盛り込んだ。

2017/6/16 19:46    日経新聞

 

 

性犯罪で「親告罪」規定を撤廃…改正刑法が成立

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参院本会議で改正刑法が可決、成立し、一礼する金田法相(16日午後5時42分、国会で)=青山謙太郎撮影

 性犯罪の厳罰化などを盛り込んだ改正刑法は、16日の参院本会議で、全会一致で可決、成立した。

 1907年(明治40年)の刑法制定以来、性犯罪に関する初の大規模改正で、被害者の告訴が起訴の条件となる「親告罪」規定の撤廃などが柱。23日に公布され、7月13日に施行される見通し。

 改正法は、強姦罪の名称を「強制性交等罪」に変更。性交の類似行為も適用対象とし、女性に限定されていた被害者に男性も加える。「懲役3年以上」だった法定刑の下限は、強盗罪と同じ「懲役5年以上」に引き上げる。強姦致死傷罪も「強制性交等致死傷罪」とし、法定刑の下限を「懲役5年以上」から「懲役6年以上」に改める。

 親などが18歳未満の子供に性交やわいせつ行為をした場合、「暴行」「脅迫」がなくても罪に問える「監護者性交等罪」と「監護者わいせつ罪」も新設する。

2017年06月16日 19時29分   Copyright © The Yomiuri Shimbun