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龍馬直筆、新たに6枚…「寺田屋」後を克明に

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高知県が購入を決めた坂本龍馬直筆の書簡。末尾に龍馬の署名が見える(県提供)

 幕末の志士・坂本龍馬が、1866年(慶応2年)、家族宛てに書いた手紙の原本6枚が新たに見つかった。

 龍馬が襲撃された「寺田屋事件」後の経緯などを記したもので、現存する写しから文面は知られていたが、原本が確認されたのは初めて。

 高知県などによると、縦25センチ、横24~34センチの和紙6枚。現存する写しの4割程度の内容が記されている。「(兄の)坂本権平、家族一同」に宛てたもので、「十二月四日」の日付と龍馬の署名がある。県外の個人が所有しており、昨秋、県側に買い取りを打診。京都国立博物館の宮川禎一ていいち・列品管理室長らが筆跡などから本物と鑑定し、県は購入する方針を決めた。

 1866年1月の寺田屋事件では、伏見奉行所の役人が、伏見の旅館「寺田屋」で龍馬を襲撃。手紙には、手を負傷した龍馬が伏見の薩摩藩屋敷に逃れ、西郷隆盛(吉之助)や小松帯刀たてわきらと「大笑」したなどと生々しくつづられている。
2017年06月16日 07時08分    Copyright © The Yomiuri Shimbun